サロンカラーとホームカラーの違い?

こんにちは!

水戸市元吉田 Hair Salon  AZOO(アズー)の海老澤です。

今回はホームカラーとサロンカラーの違いをご紹介して、時間がない方などうまくサロンカラーを使って頂きたいと思います。

 

*ホームカラーの特徴

ホームカラーはお客様ご自身が使うことを前提として作られています。その為、色むらがわかりにくいなど、失敗が少ないような色味設定が基本となっており、色表現の幅はおおむね20色程度です。また、剤は、毛髪に広がりやすい泡や液体で、一人でも簡単に染めることができるといった工夫が施されています。ニオイも最小限に抑えられています。つまり、色表現よりも簡単さや失敗の少なさを重視してるのがホームカラーの特徴です。

 

*サロンカラーの特徴

サロンカラーはプロの美容師が使うことを前提として作られています。高い技術で施術ができるため、200色程度の豊かな色表現が可能です。

剤型は、粘性のあるクリームが多く、塗り分けやハイライトといった繊細なデザインカラーにも適しています。つまり、色調の設定がしやすく、お客様一人一人髪の状態、ご要望に合わせたヘアカラーが可能です。また、根元と毛先の薬剤のパワーを変えて塗り分けるので髪への負担も少なくなります。

 

*そしてサロンカラーとホームカラーには決定的に違う部分があります。

それは、中身であるアルカリ剤の違い

ホームカラーには、主にモノエタノールアミンというアルカリ剤が含まれています。これには、仕上がりの手触りをよくする成分があり、ニオイも抑えることができるといったメリットがあります。しかし、このアルカリ剤が毛髪内部に残留しやすいといった点があります。

アルカリの残留は、あまり髪によくはありません。サロンカラーでは、アルカリの残留を最小限に抑えるため、アンモニアがよく使われています。また、アルカリの量を調整しながら使用するため、ダメージが少ない上に色持ちがいいといったメリットがあります。(そのため、サロンカラーはツーンとした独特のニオイがするのが弱点です。)

 

*1剤・2剤の使用量の違い

カラー剤は1剤と2剤を混ぜて反応を起こして発色させています。

ダメージと色むらの原因は過酸化水素から構成されるこの2剤にあります。

例えば、パーマが残っている部分と、もう取れてしまっている部分があるとします。この時点で髪質やダメージが全然違うのに、全ての毛に同じ剤を入れることになってしまいます。

これに対してサロンカラーは、美容師さんが2剤を一人一人の髪の状態に合わせてコントロールしているためダメージが少なく、色むらを抑えることができます。

 

このように違いのお話をさせて頂きました。

急な約束みなさんあると思います。そんな時に限って根元がやたら気になってしまうこともあると思います。そんな時は、リタッチといって根元、生え際だけを塗ることをおすすめ致します。毛先には薬剤がつかないので髪の負担も少ないかと思います。

明るさの目安は、根元暗い所の少し先の中間部分の明るさに合いそうな薬を選んで買ってください。でもベストは、サロンカラーです☆

次回は、トレンドカラーをご紹介いたします。

ではでは、お楽しみに〜